全国的に医師の数は増加していますが、地方や医療過疎地域では依然として医師不足が深刻です。この問題を解決するため、政府は医療法改正案を議論しています。
● 医師偏在の課題
厚生労働省の調査によると、東北や四国などで医師不足が顕著で、救急・在宅医療、小児科・産科の診療が制限される地域もあります。一方、都市部には診療所が集中し、偏在が進んでいます。
● 政府の対策
政府は「指定重点地域」を設け、以下の支援策を強化する方針です。
・地域医師への支援金・補助金の拡充
・オンライン診療の推進
・公共施設を活用した医療拠点の整備
特にオンライン診療は、医師不足地域での医療格差を是正する重要な手段と期待されています。
● 安心できる医療体制の実現へ
地域医療の充実は、住民が安心して暮らせる環境づくりに不可欠です。神戸市北区のような広域地域では、医療アクセス向上が重要な課題となります。私も県議会で支援策の充実に努めてまいります。