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お知らせ・ニュース

2025.2.20

気候危機への挑戦—21世紀文明シンポジウムに参加して

2月18日、「21世紀文明シンポジウム 〜気候危機と社会の行方〜」に参加しました。

本シンポジウムでは、気候変動が社会・経済・環境に与える影響について議論が交わされました。

 

環境と経済の視点から気候危機を考える

基調講演では、京都大学の諸富徹教授が「環境、経済から気候危機を考える」と題し、カーボンプライシングの重要性や脱炭素社会への転換が経済成長の機会になり得ることを指摘しました。また、再生可能エネルギーの普及が地域活性化や雇用創出につながる点も強調されました。

 

パネルディスカッション:気候変動の課題と対応策

専門家によるパネルディスカッションでは、気候変動が生物多様性、健康、地政学、政策に及ぼす影響が議論されました。

生物多様性:温暖化によるサンゴ礁の白化など、生態系への影響が深刻。

健康影響:猛暑が高齢者や子どもに与えるリスクが増加。

地政学リスク:気候変動による食料・水不足が紛争を誘発。

市民参加:ヨーロッパで進む「気候市民会議」の取り組み

が紹介されました。

 

兵庫県での取り組み

気候変動対策には行政・企業・市民の協力が不可欠です。今後も、持続可能な社会の実現に向けた施策を進めてまいります。