
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
本日は、神戸新聞に掲載された路線バスを巡る二つの記事をもとに、地域交通の現状と課題についてお伝えします。
日常の移動手段として身近な路線バスが、いま大きな転換点を迎えています。
神戸新聞によると、全国ではここ10年で廃止された路線が計約1万5千キロに上り、乗客数も長期的な減少が続いています。
人口減少や高齢化、自家用車利用の定着に加え、運転手不足や燃料費高騰など、複合的な要因が重なっています。
特に地方部では、利用者減少と経営悪化が連鎖し、路線維持が困難になるケースが相次いでいます。
兵庫県内でも、30年間でバス乗客数が36%減少するなど、事業者を取り巻く環境は厳しさを増しています。
採算性の低下により路線の縮小や廃止が進み、住民の移動手段が制限される現実が浮き彫りになっています。
通学や通院、買い物といった日常生活の「足」を失うことは、地域の活力低下にも直結します。
一方で、公共交通は道路や上下水道と同様に、国費で支えるべきだとの指摘も示されています。
利用者、事業者、行政が知恵を出し合い、地域の実情に応じた持続可能な交通体系を構築していく必要があります。
神戸市北区でも、路線バスは高齢者や学生をはじめ多くの方に欠かせない存在です。
山間部の路線維持が課題となる中、県議会としても、地域公共交通の維持・再構築に向け、現場の声を踏まえた
支援策や制度設計について議論を深めていくことが重要だと感じています。
公共交通の課題は簡単に解決できるものではありませんが、地域の暮らしを支える基盤として
将来世代に引き継ぐ責任があります。
今後も神戸市北区の皆さまとともに、持続可能な地域交通のあり方を考え、行動してまいります。
(出典:神戸新聞)
兵庫県議会議員
神戸市北区
大塚公彦