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お知らせ・ニュース

2025.2.17

地域の防災力向上へ、消防団員確保に向けた新たな一歩

総務省消防庁が、消防団員の確保に向けたマニュアルを初めて策定しました。

消防団は地域防災の重要な担い手ですが、少子高齢化や負担の大きさから団員数は減少傾向にあります。

今回のマニュアルは、団員の負担を軽減し、女性団員を増やす取り組みを進めるものです。

皆様の安心・安全な暮らしを守るため、兵庫県議会でも力を尽くしてまいります。

 

● 消防団員の負担軽減策

総務省は、放水技術を競う「操法大会」の出場回数や訓練を削減した島根県出雲市の事例を紹介しています。かつて年間50回以上行われていた訓練を36回に減らし、団員の負担を軽減しました。 全国各地でも、地域の特性に合わせた柔軟な活動が求められており、こうした事例は参考になります。

 

● 女性団員増加への取り組み
全国の女性消防団員は4%にとどまり、参加しやすい環境づくりが課題です。横浜市では詰め所のトイレを男女別にし、更衣室を設置することで女性団員の増加につなげました。また、秋田県大館市では看護学生が特定業務に参加する「機能別団員」制度を創設しました。兵庫県、神戸市北区でも女性が活躍できる環境を整え、多様な人材が地域防災に貢献できるよう取り組んでまいります。

 

消防団は「地域の安心を支える大切な力」です。兵庫県、神戸市北区の皆様が安心して暮らせる環境を守るため、

今回のマニュアルを活かし、団員確保や負担軽減に努めていきます。兵庫県議会議員として、地域防災力の向上に全力を尽くしてまいります。