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2025.3.20

下水道管の全国調査へ—インフラ老朽化対策が急務

国土交通省は18日、全国の下水道管の老朽化状況を確認する特別点検を実施すると発表しました。対象は1994年度以前に整備された約5,000kmの下水道管で、全国467の自治体が調査を行います。

 

調査の背景—老朽化する下水道インフラ
日本の下水道は高度経済成長期に整備されたものが多く、老朽化が進行しています。特に、埼玉県潮市で発生した下水道管の陥没事故を受け、国交省は全国調査を決定しました。

📌 調査対象
✅ 1994年度以前に整備(30年以上経過)
✅ 主要な下水道施設(直径が大きい管など)
✅ 腐食や劣化が進みやすい環境

 

調査と対応策
✅ 全国の自治体に調査を要請(兵庫県・神戸市も対象)
✅ 異常が見つかった場合、早急に改修計画を策定
✅ 国が約188億円の補助金を拠出し、調査・改修を支援

兵庫県や神戸市も調査対象となり、都市部の老朽化した下水道の点検・補修を進める予定です。

 

今後の課題と展望
💡 継続的な点検と改修の実施
💡 財源確保と国の補助活用
💡 AI・カメラを活用した効率的な維持管理

 

全国的に進む下水道インフラの老朽化対策は喫緊の課題です。兵庫県としても、国の調査と連携し、安全なインフラ整備を進めてまいります。