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お知らせ・ニュース

2025.5.15

学校施設の老朽化対策と防災強化を提言――子どもたちが安心して学べる環境づくりへ

今回は、子どもたちの安全と安心を守るために公明党文部科学部会が文部科学大臣に提言した、学校施設の老朽化対策と防災強化についてご報告します。

 

●学校施設の老朽化と防災対策の現状
神戸市を含む全国の学校では、建築後30年以上が経過した校舎が増えています。神戸市では約6割の校舎が築30年以上で、耐震補強や改修の必要性が高まっています。阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、耐震化は進められているものの、さらなる強化が求められています。また、災害時には学校が避難所としての役割も担うため、体育館の空調整備や防災機能の充実も重要な課題です。これらを踏まえ、国や市と連携しながら、計画的な長寿命化改修を推進していきます。

 

●不登校支援の充実
不登校の子どもたちが安心して学び続けられるよう、多様な学びの場の提供が不可欠です。提言では、学びの多様化学校や校内教育支援センターの設置促進、フリースクールとの連携強化を求めています。子ども一人ひとりが自分に合った環境で前向きに成長できる社会を目指しています。

 

●部活動の地域展開と支援
部活動の指導者負担軽減と子どもたちの多様な体験の提供を目指し、地域のスポーツクラブや文化団体と連携した「地域クラブ活動」への展開を提案しています。神戸市でも地域と学校が一体となって子どもを育てる仕組みづくりが進んでいます。

 

●未来を担う子どもたちのために
学校施設の老朽化対策や防災強化、不登校支援、部活動支援は、子どもたちの安全で充実した学びの環境を守るための大切な投資です。兵庫県・神戸市北区の皆さまが安心して子育てできるよう、私も引き続き皆さまの声を政策にしっかり反映し、より良い未来づくりに全力を尽くします。今後も最新の取り組みをお伝えしてまいりますので、ご期待ください。

 

※5月15日付 公明新聞から