「タクシーがなければ困る」「タクシーは地域の命綱だ」と多くの声をいただきます。その声に寄り添い、タクシー業界の役割と地域社会への希望をご紹介します。
●タクシー業界が支える地域社会
タクシーは単なる移動手段ではありません。
高齢者や障がい者、公共交通が少ない地域の方にとって、日常の足であり、災害時・緊急時の命綱です。
多くのドライバーや従事者が働くことで、地域経済にも大きな影響を与えています。
バスや電車がカバーしきれないエリア・時間帯を補完し、誰もが自由に移動できる社会を支えています。
災害時には公共交通が停止する中で、タクシーが重要な役割を果たすことも明らかです。
●川鍋一朗会長の未来ビジョン
全国ハイヤー・タクシー連合会の川鍋一朗会長は、地方の「足の確保」を最優先課題とし、現場主義を貫いています。
IT化や自動運転、キャッシュレス決済など最新技術の導入にも積極的で、「選ばれるタクシー」を目指し、サービスの質向上や差別化を推進。
インバウンド需要に対応した外国人ドライバーの活用や多言語対応も進め、観光振興や多様なニーズへの対応にも力を入れています。
川鍋会長は「タクシー業界の10年の変化は、過去100年よりも大きい」と語り、テクノロジー活用の重要性を強調しています。
●公明党の取り組みと現場の声
公明党は2024年5月、首相官邸で地域交通の安全・安心な輸送サービス確保を提言し、日本版ライドシェア導入の効果を丁寧に検証し、安全第一で議論を進めることを訴えています。
また、LPガス価格高騰によるタクシー事業者の負担軽減を求める主張が反映され、燃料価格の激変緩和対策事業が継続されています。
IT・デジタル化の推進や外国人ドライバーの活用、多言語対応、地域コミュニティとの連携強化など、現場の声を反映した政策を推進しています。
●希望と共感が広がる、これからのタクシー業界
タクシー業界は地域社会の基盤として、人々の生活と未来を支える重要なインフラです。
川鍋会長の先を見据えたビジョンと現場の声に寄り添う姿勢に、公明党として、また私自身も心から共感しています。
これからもタクシー業界が安心・安全に地域社会の役割を果たせるよう、政策面から全力でバックアップします。
皆さまのご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。