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お知らせ・ニュース

2025.9.29

神戸の基準地価、全区で上昇傾向を確認

今回は、9月16日に公表された「基準地価(2024年調査、7月1日基準)」の結果と、神戸新聞の記事をご紹介します。神戸市内の全9区で、住宅地・商業地ともに上昇が続き、地域経済の回復と将来への期待がうかがえます。

 

● 神戸市内の地価、全区で上昇傾向に
再開発・需要回復が追い風
公表結果によれば、神戸市では住宅地・商業地ともに平均変動率がプラスとなり、上昇傾向が広がりました。都心部では三宮周辺の再開発や人流回復が評価され、商業地の伸びが引き続き目立っています。住宅地も利便性や環境面の評価が高まり、幅広いエリアで底堅い推移となりました。

 

● 神戸市中央区・兵庫区など都心部の伸び
再開発・オフィス需要の改善
都心部では、継続的な再開発の進展やオフィス・商業需要の改善が価格形成を支えています。中央区をはじめ、再開発の動きが活発なエリアでは商業地の上昇が引き続き顕著で、住宅地も堅調に推移しています。三宮周辺の高層ビル計画や利便性の向上が、都心の魅力を高めています。

 

● 神戸市北区の基準地価もプラスに
住宅地はおおむね+2%前後、商業地も小幅上昇
北区でも平均変動率はプラスを維持しました。住宅地はおおむね+2%前後の上昇、商業地も小幅ながらプラスが確認されています。背景には、交通利便性の見直しや自然環境の評価、子育て世代の流入などがあり、住環境としての魅力が再評価されたことなどが考えられます。北神急行の市営化以降、アクセス面のメリットが浸透し、地価にも好影響が及んでいます。

最後に、地価の上昇は地域の活力や信頼の表れでもあります。神戸市北区でも、さらなる価値向上を目指し、交通や生活インフラの充実、安心・安全、自然や子育て環境など地域の魅力発信に取り組んでまいります。「住みたいまち」としての北区の魅力を一層高め、皆さまが安心して暮らし続けられるよう、丁寧に取り組んでまいります。神戸市北区の未来に、引き続きご期待ください。