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お知らせ・ニュース

2025.10.25

公立中学校の部活動、地域クラブへの移行準備が本格化

こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
今回は、兵庫県内で進む「公立中学校の部活動の地域移行」についてお伝えします。
神戸市をはじめ阪神地域の7市町で、2026年度から地域のスポーツ・文化クラブなどへ段階的に活動を移す取り組みが始まります。教員の働き方改革と地域ぐるみの子育てを目指す新たな仕組みです。

 

● 神戸市では2026年9月から完全移行へ
神戸市は2026年9月の「完全移行」を予定しており、現在約100団体が登録・募集を進めています。試行運営を経て市内全域で本格実施される見込みです。
放課後や休日の活動を地域クラブが担うことで、教員負担の軽減と専門的な指導環境の充実が期待されます。
ラグビー、サッカー、吹奏楽など、北区でもNPO等との連携が進んでおり、最新の登録情報は神戸市の公式サイトで公開されています。

 

● 地域全体で子どもを支える新しい形へ
部活動の地域移行は、単なる外部委託ではなく、地域社会全体で子どもを育てる新しいモデルです。
伊丹市・西宮市・芦屋市・宝塚市・川西市・猪名川町でも導入が進められ、指導者育成、安全対策、活動場所の整備が進行しています。
私も県議として関係者と意見交換を重ね、地域の実情に応じた支援の形を検討しています。
「安心して続けられる活動環境」を守るため、市町と県が連携しながら最適な仕組みを築くことが重要です。

 

日々子どもたちを支える先生方、地域クラブ関係者、保護者の皆さまに心から感謝申し上げます。
子どもたちの笑顔と成長を地域の力で支えるこの取り組みを、私も全力で応援してまいります。
(出典:神戸新聞)