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お知らせ・ニュース

2025.11.9

クマ出没対応を強化 警察がハンター連携で現場出動

こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。

全国でクマの出没・被害が相次ぎ、環境省によると2025年度の死亡者は11月5日時点で13人と

統計開始以来最多となっています。
政府はこれを受け、国家公安委員会規則を改正し、11月13日から岩手・秋田両県で警察がライフル銃を

使用した駆除を行えるようになります。

 


● 警察と猟友会が連携して即応体制を構築

 

新制度では、各県に4人1組の2チーム(指揮・連絡・スナイパー各担当)を配置し、警察の機動隊員が猟友会と

合同訓練を行います。
発砲は「警察官職務執行法」の範囲内で、緊急銃猟が間に合わないなど、住民の安全確保に必要な場合に限られます。
これにより、従来のハンター頼みから、より迅速な対応体制へ移行します。

 


● 経験と担い手の不足が課題

 

一方で、銃器対策部隊の経験不足や、安全確保の課題を指摘する声もあります。
政府はハンター不足への対策として、元警察官や元自衛官らへの狩猟免許取得支援を検討中です。
被害対策とともに、森林環境の保全や生息域管理など、根本的な対策も不可欠です。

 


 

兵庫県でも、六甲山系などで人と野生動物の距離が近づいており、地域の安全と自然との共生が問われています。
私は県議会の立場から、現場の声を踏まえた実効性ある安全・環境政策を進めてまいります。

(出典:神戸新聞)