NOTICE
お知らせ・ニュース

2025.11.9

神戸電鉄粟生線の活性化へ 協議会が国に支援等を要望

こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。

地域の重要な交通手段である神鉄粟生線の活性化に向け、神戸市・三木市・小野市などで構成する

「神鉄粟生線活性化協議会」が、国に対して財政支援と人材育成支援を求める要望書を提出しました

 


● 減少が続く利用者と厳しい運行環境

神鉄粟生線の1日あたり利用者は約1万9,000人台(2024年度)と報じられています。
ピーク時の1992年度(年間1,846万人)から大幅に減少し、通勤・通学需要もコロナ禍以降に回復途上です。
運行維持には車両更新や安全対策など多大な費用がかかり、沿線自治体の努力だけでなく、国の継続支援が不可欠です。

 


● 新たな課題「人材確保と育成」

今回の要望では、財政面に加えて運転士や整備士など鉄道人材の確保・育成支援を新たに要請しています。
鉄道業界では高齢化が進み、将来の担い手不足が懸念されます。安全で安定した運行を守るには、若手育成と技術継承の仕組みづくりが急務です。

 


 

私も県議会の場で、「神鉄粟生線を次世代へつなぐ交通政策」を提案してきました。
今後も国・県・自治体・地域が連携し、持続可能な地域交通の実現に全力で取り組んでまいります。

地域の鉄道は、暮らしを支える“命の道”です。
神鉄粟生線の未来を守るため、皆さまとともに歩みを進めてまいります。

(出典:神戸新聞)