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お知らせ・ニュース

2025.11.9

地域で支えるヤングケアラーの輪

こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
先日、淡路市で「第73回兵庫県社会福祉大会」が開催され、県内の多くの福祉関係者が集まりました。

(出典:神戸新聞)

約700人が参加し、ヤングケアラーをはじめ地域福祉の課題理解を深めるとともに、長年にわたり地域を支えた

個人・団体の表彰が行われました。

神戸市兵庫区や淡路島内各市(例:南あわじ市など)の福祉団体も功労者として表彰され、

その地道な活動に心から敬意を表します。こうした地域の支え合いの力が、兵庫の福祉を力強く前へと進めています。

 


 

● ヤングケアラーへの理解と支援を広げる
ヤングケアラーとは、18歳未満で家族の介護や世話、家事を日常的に担う子どもを指します。家庭の事情から日常生活に大きな責任を抱えるケースも多く、支援の必要性が高まっています。
県では、相談窓口の整備や学校・地域・福祉の連携強化を進めており、支援の社会的認知を広げることが大切です。大会でも「制度の枠を超えた地域のつながりが、支援の鍵となる」との意見が多く聞かれました。私も議会活動を通じ、ヤングケアラーが安心して学び、希望を持てる社会の実現に力を尽くしてまいります。

 


 

● 共生社会を支える地域の力
大会では、淡路島在住の絵本作家による講演も行われ、共に生きる社会の大切さが語られました。

障がいのある子どもとの交流を通じて描かれた温かいメッセージに、会場全体が深い感動に包まれました。
こうした一人ひとりの思いや行動が、地域福祉の力となり、共生社会を形づくっています。

神戸市北区でも、多世代が支え合い、安心して暮らせる地域づくりを進めていきたいと考えています。

 


 

最後に、地域の現場で日々尽力されている福祉関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

これからも、現場の声を県政に届け、誰もが笑顔で暮らせる兵庫の実現を目指してまいります。