
先日、神戸市内の自治会の皆さんと語り合う場「こうべ県政ミーティング」に参加させていただきました。
北区の皆さんとの対話を通じて、改めて地域コミュニティの大切さを実感する貴重な機会となりました。
「ふるさと意識」が息づく神戸市北区
「ここには、ふるさと意識があるんです」
北区の連合自治会長のこの言葉が、とても印象的でした。ある自治会では、各班の幹事さんが一軒一軒お宅を訪ねて、
顔の見える関係を大切にされています。文化祭では世代を超えて笑顔が溢れ、毎年8月と11月には地域みんなで集まって
絆を深めている。こういう温かい活動が、今も脈々と続いているのです。
課題と向き合う、前向きなエネルギー
もちろん、課題もあります。新しい住民をどう迎えるか。若い世代とどう繋がるか。しかし、それ以上に感じたのは、
皆さんの「何とかしたい」という熱い想いでした。一緒に考え、工夫していく。その前向きなエネルギーを、
ひしひしと感じました。
阪神・淡路大震災から30年、受け継がれる教訓
震災の時、助け合えたのは「隣に誰が住んでいるか知っていたから」。普段の挨拶、ちょっとした声かけ。
そういう小さな繋がりが、安心して暮らせる地域をつくる。この大切な教訓が、今も皆さんの活動に息づいています。
斎藤知事からも「若い人が地域に関わることが、地域の未来を守る。空き家をリノベーションして新しい風を呼び込む。
魅力ある地域づくりを、県も一緒に進めていきます」との力強い言葉がありました。
これからも、皆さんと共に歩む
皆さんの声を県政に届け、できることから一つずつ形にしていく。若い世代も「参加してみたい」と思える仕組みを考える。
地域の温かさを、もっと多くの人に感じてもらえるように。
そのために、これからも皆さんと一緒に前を向いて歩んでいきます。
いつも地域を支えてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。