
子育てと仕事の両立に奮闘する皆さん、本当に毎日お疲れさまです。朝の準備から保育園の送迎、
帰宅後の育児…その中でお子さんが元気に笑顔で過ごしてくれるだけで十分100点満点ですよね。
そんな生活の中で特に悩ましいのが「保活(保育園入園活動)」ではないでしょうか。
「0歳児なら入りやすい」と思っていても、希望園の入園通知が届かず戸惑う方も少なくありません。
神戸市でも待機児童数は減少しましたが、人気の園に申し込みが集中する地域では今も競争が起こっています。
保活の壁:「きょうだい加点」に勝てない
神戸市公式noteに掲載されたある保護者の体験記では、フルタイム共働きにもかかわらず希望園に入れず、
「きょうだい加点」で順位が下がったことへの戸惑いが紹介されていました。
神戸市の入所選考では、同一園にきょうだいが在園している場合に5点の加点(調整指数+5点)が付くルールがあります。
このため第一子の入園では、この加点差が結果を左右することがあるのです。
神戸市の制度:「赤ちゃんホーム(家庭的保育事業所)」とは
そこで注目したいのが、神戸市が実施している家庭的保育事業、通称「赤ちゃんホーム」です。
赤ちゃんホームでは、家庭的な雰囲気の中で、少人数(定員5人以下)の子どもがきめ細かい保育を受けられます。
保育者の自宅や専用保育室で、保護者との連携を密に取りながら手厚く見守る仕組みです。
対象は概ね生後57日(産休明け)から2歳まで。ただし、多くの事業所では1歳で卒園し、
その後は他の園(認可保育所・小規模保育など)への転園を希望する流れになります。
転園時に「10点の調整加点」が付与される
赤ちゃんホームを経て認可保育所などへの入園を申込む場合、神戸市では「調整指数+10点」の加点が受けられます。
この10点加点は、単に赤ちゃんホームを利用しただけで自動的に付くものではなく、
「卒園後に次の園へ転園を申し込む際」に適用されます。
神戸市の令和7年度入所案内でも、次のように定められています。
家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業等から認可保育所等への転園を希望する場合:調整指数+10点
つまり、実際に転園申込を行うことで、第一希望園への再チャレンジに有利となる制度的サポートが得られます。
この10点は「きょうだい加点(5点)」の2倍にあたる評価であり、転園時にはかなりの優位性が生まれます。
赤ちゃんホームを利用する3つのメリット
1. 安心の少人数保育
定員5人以下の環境で、家庭的な雰囲気の中で一人ひとりに寄り添った保育が受けられます。
2. 保育園生活へのスムーズな移行
初めての集団生活を少人数で経験することで、次の園への適応が比較的スムーズです。
3. 転園時の10点加点で再チャレンジがしやすい
翌年度に希望園へ転園を申し込む際、制度上の後押しを受けられます。
おおつか公彦の取り組み:親が安心できる北区の子育て環境へ
子育て世代の課題を「自分ごと」としてとらえ、議会で政策提案を続けています。
• 情報格差の解消
「赤ちゃんホーム」や「加点制度」など、知っている人だけが得をする仕組みにならないよう、市と協力して周知を徹底。
• 子育て支援環境の拡充
北区の自然環境を生かし、保育園・幼稚園・地域拠点が連携する“地域全体の子育て環境”を整備。
• 働く保護者の支援強化
長時間保育や一時預かりなど、柔軟で多様な保育サービスが利用しやすい体制づくりを推進。
「赤ちゃんホーム」を経て、お子さんが安心して園生活を始め、保護者が安心して働ける日常へ。
その実現に向けて、北区からしっかりと声を届けていきます。
※最新の制度情報や申込要件は、神戸市公式ホームページまたは各区役所保育担当窓口でご確認ください。
参考:
• 神戸市公式サイト「家庭的保育事業(赤ちゃんホーム)」
https://faq.city.kobe.lg.jp/faq/show/6954?site_domain=default