こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員・大塚公彦です。
南海トラフ巨大地震など大規模災害への備えとして、住宅の耐震化は命を守る最優先の対策です。
兵庫県は、住宅倒壊による被害を減らすため、「部分的な耐震改修」への補助制度を拡充し、
とくに高齢者のみの世帯への支援を強化する方針を示しました。
● 「シェルター型改修」で最低限の安全を確保
新制度では、家全体の改修が難しい場合でも、寝室など特定の部屋を補強する「シェルター型」の
部分改修が補助対象となります。
工事費用の一定割合を公費で支援し、そのうえで高齢者世帯は上限額を引き上げ、
最大100万円まで補助する仕組みです。
対象は、65歳以上の高齢者のみが暮らす単身・夫婦世帯などで、「命を守る空間」を
確保することをねらいとしています。
● 自宅で暮らし続けるための耐震支援
県内の住宅耐震化率は約90%とされますが、古い木造住宅などにはなお不安が残っています。
屋根の軽量化やシェルター型改修といった部分的な補強も選択肢に加えることで、費用負担を抑えつつ、
より多くの方が自宅で安心して暮らし続けられる環境づくりを進めていきます。
防災・減災はまさに“命を守る政策”です。私も、現場の声を丁寧に伺いながら、住宅の耐震化支援と制度の周知を一層進め、
安全・安心な地域づくりに全力で取り組んでまいります。
(出典:神戸新聞)
兵庫県議会議員
神戸市北区
大塚公彦