
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
近年、猛暑や豪雨など気候変動の影響が深刻化する中、日本が主導する「二国間クレジット制度(JCM)」
が国際的な注目を集めています。この制度は、日本の環境技術を活用し、途上国の温室効果ガス削減を
支援する仕組みで、その成果を日本と相手国が共有するものです。
(出典:公明新聞)
● JCMとは―日本の技術で進める国際的な脱炭素協力
JCMは、パリ協定に基づき日本が提唱した枠組みで、協力国の排出削減分の一部を日本の実績として
算定できる制度です。これまでに31か国と協定を締結し、水上太陽光発電や高効率ボイラー導入など、
280件を超えるプロジェクトが進行しています。
現地の発電や生産効率を高めながらCO₂削減を実現する、日本ならではの技術協力の形です。
● COP30で示された国際的リーダーシップ
2025年11月にブラジルで開かれたCOP30では、パリ協定の実行加速と国際協力の強化が主要議題となり、
日本主導でJCMの活用拡大が確認されました。
公明党も、過去のCOP会議を通じてJCMの国際的なルール整備を後押しし、世界の脱炭素の流れを
着実に支えてきました。
● 地域から広がる「環境と未来」への挑戦
兵庫県内でも、再生可能エネルギーの導入や省エネ推進が進んでいます。
私も県議会の一員として、地域の脱炭素化や環境教育、持続可能な産業支援に取り組んでいます。
神戸市北区のように自然と都市が調和する地域が、地球環境を守る先進的なモデルとなるよう努めてまいります。
地球温暖化対策は、一国だけで解決できるものではありません。
日本の技術と信頼をいかし、世界と協力して脱炭素社会を築くことが、次の世代への責任です。
これからも地域から持続可能な未来づくりを進めてまいります。
(出典:公明新聞)
兵庫県議会議員
神戸市北区
大塚公彦