
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
超高齢社会の進行に伴い、医療・介護・健康づくりの分野でもデジタル化が急がれています。
国では、医療情報をクラウドで適切に管理・活用し、国民の健康増進につなげる「医療DX」を進める
法改正案が国会で成立する見通しとなっています。
● 電子カルテで診療をもっと効率的に
医療DXの柱となるのが、電子カルテの全国普及です。紙の診療記録を電子化し、患者の同意のもと、
病院・診療所・薬局などが情報を共有することで、検査や投薬の重複を防ぎ、より正確で効率的な診療が
可能になります。政府は2030年までに、電子カルテの普及率ほぼ100%を目指しています。
● オンライン診療で地域医療を支える
法改正には、オンライン診療や遠隔支援の拡充も盛り込まれています。医師が少ない地域や高齢化が進む地域で、
郵便局など身近な場所を活用し、健康相談や医療支援を受けやすくする仕組みづくりが進められます。
専門医の知見を遠隔で共有することで、地域間の医療格差を縮める効果も期待されています。
医療DXは、デジタル技術を生かして「誰もが質の高い医療を受けられる社会」を実現するための大きな一歩です。
兵庫県としても、医療機関・行政・地域住民が連携し、安心して医療を受けられる環境整備を進めてまいります。
今後も、地域の皆さまの健康と暮らしを守る県政に全力で取り組んでまいります。
(出典:公明新聞)
兵庫県議会議員
神戸市北区
大塚公彦