
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
今回は、この4月から始まった「フードバンク認証制度」についてお伝えします。
食品ロスの削減と、食の支援を必要とする方への寄付拡大に向けた大切な一歩です。
● フードバンクとは
フードバンクとは、まだ食べられるのに活用されない食品を企業や家庭から受け取り、
必要な方へ無償で届ける活動です。全国には約1,650の団体があり、提供食品量は年間約6,500トンにのぼります。
しかし企業側には「食中毒が起きたら」「転売されないか」といった懸念があり、
寄付をためらうケースも少なくありませんでした。
年間20万トン以上の食品が廃棄されている現実の中、こうした壁を取り除くことが課題となっていました。
● 国の認証制度がスタート
この課題を解決するため、消費者庁と農林水産省が連携し、2026年4月から「食品寄附ガイドライン」に
基づく認証制度の運用が始まりました。流通・衛生管理や食中毒予防体制などを国が審査し、
基準を満たした団体に認証を付与する仕組みです。
認証は2段階で進められます。まず農林水産省に申請し「オープンリスト」に掲載された後、
消費者庁が書類審査や現地調査を行い正式認証します。
認証団体は専用ロゴマーク(JCFB)を使用でき、企業や消費者が安心して食品を託せる目印となります。
● 地域の暮らしへの意味
認証取得により社会的信頼が高まり、企業や地域とのマッチングが進むことが期待されます。
神戸市北区でも子ども食堂や福祉施設への食品提供など食を通じた支え合いが広がっており、
今回の制度がその流れをさらに後押しするものと感じています。
県政の立場から、食品ロス削減と地域の食の支援が一層進むよう、現場の声にしっかり耳を傾けてまいります。
(出典:公明新聞)
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦