

兵庫県議会文教常任委員会の管内調査で、姫路市の「播磨西教育事務所」を訪問しました。
播磨西管内は県全体の約29%の面積を占める広大な地域。中核市の姫路市に人口の66.2%が集中する一方、周辺の中山間地域では少子化が急激に進んでいます。兵庫県全体の縮図とも言える現場です。
最も重視して議論したのは、いじめと不登校への対応です。
管内のいじめ認知件数は、小学校では低く抑えられている一方、中学校では全国平均や県平均を大幅に上回って急増しています。私はこのギャップの背景について議論しました。
「小学校の低い数値をよしとするのではなく、重大事案を防ぐための早期・積極認知が不可欠。1人で抱え込まず、複数で関わることにより取り組んでいきたいとの議論を重ねました。
月1回のスクールロイヤー(弁護士)の活用、播磨西独自のスクールソーシャルワーカー連絡会。こうした専門人材のネットワークを強め、現場へ能動的に手を差し伸べる体制の強化を強く求めました。
また、幼保小の円滑な接続についても議論しました。管内では、接続推進研修会や公開授業が実施されています。
解決すべき本質は、子どもの「小1の壁」以上に、縦割り行政が生んだ「大人の壁」です。幼稚園、保育所、小学校が垣根を越えて対話できる体制を継続してつくるよう提言しました。
私の地元・神戸市北区も、豊かな自然と広大な中山間地域、そして少子化という共通の課題を抱えています。播磨西で学んだ知見は、北区の、そして兵庫県全体の教育行政を前に進める羅針盤になります。
教育は、兵庫の未来をつくる最も確かな投資です。先生方が誇りを持って教壇に立ち、子どもたちが豊かな学びを得られる環境づくりへ、これからも政策提案を重ねてまいります。
兵庫県議会議員
神戸市北区
大塚公彦
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