この春、全国のスーパーで販売されるコメの価格が18週ぶりにわずかに下がりました。
農林水産省の調査によると、4月28日から5月4日の1週間で、5キロあたりの平均価格は4214円となり、
前週より19円安くなりました。
しかし、依然として前年同期の約2倍という高い水準が続いており、家計への負担は大きい状況です。
備蓄米放出の効果と現状
この価格の下落は、政府が備蓄米を段階的に市場に放出したことが大きな要因です。
3月中旬から約21万トンの備蓄米が供給され、スーパーでは備蓄米をブレンドした比較的手頃な商品が増えています。
農水省の発表によると、販売されるコメの3割以上が備蓄米を含むブレンド米であり、これが価格の安定化に寄与しています。ただし、備蓄米は主に「ブレンド米」や「複数原料米」として販売され、価格は3500~4000円の範囲で高止まり傾向にあります。
高橋みつお議員の尽力
この備蓄米の機動的な放出を後押ししたのが、公明党の高橋みつお参議院議員(前農林水産大臣政務官)です。
高橋議員は、コメの品薄や価格高騰に対応するため、備蓄米を迅速に市場に供給できる仕組みを政府に強く提案し、実現に導きました。
4月の国会質疑では追加放出を要請し、政府は夏まで毎月10万トン規模の備蓄米放出を決定しています。
こうした取り組みは、消費者の皆さまの暮らしを守るための大きな前進です。
兵庫県民の暮らしを守る取り組み
兵庫県内でもコメ価格の高騰は家計に影響を与えています。
私は県議会議員として、県民の声にしっかり寄り添い、暮らしを支える施策や情報発信に力を入れています。
今後も国や関係機関、国会議員と連携し、備蓄米の安定供給や物価高対策の強化を求めてまいります。
兵庫県民の皆さまが安心して暮らせるよう、これからも皆さまの声を大切にし、前向きな活動を続けてまいります。
この取り組みを通じて、コメの安定供給と価格の安定化が進み、家計の負担軽減につながることを期待しています。
今後も明るい未来に向けて、一緒に歩んでいきましょう。
(2025年5月13日付 神戸新聞など参照)