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2025.3.5

介護職の魅力向上へ!処遇改善を促進する補助金とは?

新たな補助金で介護職の処遇改善を!

少子高齢化が進む中、介護の現場を支える人材の確保と処遇改善がますます重要になっています。このたび、介護職員の賃金向上や労働環境の改善を目的とした新たな補助金の申請受付が始まりました。これは、2024年度補正予算に盛り込まれたもので、介護事業所を対象に、介護職員一人当たり最大5万5,000円が補助される仕組みです。

 

介護職の処遇改善が急務

介護業界は「介護報酬」によって運営されるため、物価高騰や賃金上昇の影響を受けやすい状況にあります。昨年の春闘では、全産業の平均賃上げ率が3.6%だったのに対し、介護職員は2.5%にとどまりました。また、介護職の平均給与は全産業の平均より約8万円低いとも言われており、こうした格差の是正が求められています。

 

新たな補助金の活用方法
この補助金は、介護職員の賃金アップを目的としており、事業所が活用することで職員の給与引き上げにつなげることができます。また、ICTやロボット技術の導入を進める事業所も対象となり、介護現場の負担軽減にも貢献します。
厚生労働省では、補助金の申請に関する専用相談窓口(050-3733-0202)を設置しており、問い合わせにも対応しています。事業者の皆様には、ぜひこの制度を活用し、介護職員の処遇改善につなげていただきたいと思います。

 

介護の未来を支えるために
介護現場の人材不足を解消し、安心して働ける環境を整えることは、社会全体にとって重要な課題です。処遇が改善されることで、質の高い介護サービスの提供が可能となり、利用者の安心にもつながります。

 

今後も介護職の処遇改善を強く後押しし、より良い制度の実現に向けて取り組んでまいります。