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お知らせ・ニュース

2025.5.4

日本車椅子ソフトボール協会との意見交換 障がい者スポーツの普及を目指す取り組み

先日、日本車椅子ソフトボール協会の高山樹里会長と下川副会長をお迎えし、県庁の担当部局と意見交換を行いました。今回は、車いすソフトボールの魅力と、私が目指す普及施策についてご紹介します。

 

車いすソフトボールとは?
• 多彩な場所で楽しめる
体育館、グラウンド、公園など、誰もがアクセスしやすい環境でプレー可能。
• 専用ボールと競技用車いす
握りやすい専用球と、前後左右にスムーズに動ける競技用車いすを使用し、安全・快適に楽しめます。
• ほぼソフトボールと同じルール
投球はアンダーハンドで補助器具を活用。打者はバットで球を打ち、ランナーは車いすを操作して塁を回ります。

 

障がいを超えるチームワークと自己挑戦
• 全員で作戦を練る連帯感
• 車いす操作技術を磨く面白さ
• 全国大会やクラブ交流の熱気

「自分もやってみたい!」という声が広がれば、さらに多くの施設で体験会を開くことができます。

 

私が考える3つの普及ポイント
1. 公的施設×体験会プログラム
県内の体育館やコミュニティセンターで定期的に体験会を開催。障がいのある方はもちろん、健常の皆さんにも参加いただき、互いに楽しめる場を整えます。
2. 学校連携による次世代育成
小中学校の体育授業や部活動に車いすソフトボールを導入し、障がい理解とスポーツ体験を同時に実現。福祉学科やボランティア養成講座とも協力し、指導者やサポートスタッフの育成基盤を築きます。
3. 地元企業・団体とのパートナーシップ
スポーツ用品店、介護関連企業、自治会などと連携し、用具貸し出しや送迎サポート、観戦ツアーを展開。「地域ぐるみ」で応援する体制を整え、試合観戦や地域大会を楽しめるプラットフォームを構築を目指します。

 

今後の取り組みへ

高山会長、下川副会長から伺った熱意を胸に、議会への提案はもちろん、県庁・市町・民間パートナーと手を携え、普及施策を具体化してまいります。一人でも多くの方が「やってみたい!」と感じ、ゴールを目指す歓びを味わえるよう、全力で取り組んでまいります。