NOTICE
お知らせ・ニュース

2025.6.4

氷河期世代への新たな支援策――安心できる未来へ

●就職氷河期世代とは?
1990年代後半から2000年代初めにかけて、バブル崩壊後の厳しい雇用環境の中で社会に出た「就職氷河期世代」。
この世代は、非正規雇用や低収入、将来の生活不安など、今も多くの課題に直面しています。

 

●政府が新たな支援の基本枠組みを決定
政府は6月3日、就職氷河期世代への支援策の基本的な枠組みをまとめました。
この枠組みでは、特に「老後の不安解消」と「安定した住まいの確保」を重要な柱としています。
• 老後不安の解消
氷河期世代は他の世代に比べて賃金や資産が少なく、将来の年金や生活資金に不安を抱える方が多いのが現状です。
政府は、年金制度改革法の成立や、国民年金の将来的な底上げなども例に挙げ、生活安定に備えることの重要性を強調しています。
• 就労・社会参加の支援
ハローワークの専門窓口設置や職業訓練の拡充、非正規雇用から正規雇用への転換支援も強化されます。

 

●兵庫からも希望ある未来を
今回の新たな支援策は、就職氷河期世代の方はもとより、すべての世代が安心して暮らせる社会の実現に向けた大きな一歩です。
兵庫県でも、国の施策と連携しながら、皆さまの安心と希望につながる取り組みを進めていきたいと思います。
ともに、誰もが将来に希望を持てる社会を目指してまいります