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2026.8.7

【神戸市北区】大塚公彦 揖保郡太子町の町立石海小学校・石海幼稚園を視察しました。

石海小学校の視察

石海小学校の視察

 

兵庫県議会・文教常任委員会の管内調査で、揖保郡太子町の町立石海小学校・石海幼稚園を視察しました。

いま国や兵庫県が最重要課題の一つとして取り組んでいるのが、幼保小(幼稚園・保育所・小学校)の円滑な接続です。幼稚園や保育園から小学校へ進むとき、環境の急な変化に戸惑うことなく、安心して主体的に学び育っていける環境をどうつくるか。

 

石海小学校と石海幼稚園は、指定を受けて2年間にわたりこの研究を先進的に進めてこられました。1年生の教室や活動の様子を見学し、校長先生、園長先生、教育委員会の皆様と熱く意見を交わしました。

まず注目したのが、入学直後の時間割の工夫、いわゆる「スタートカリキュラム」です。

 

石海小学校では1日を「のびのびたいむ」「わくわくたいむ」「ぐんぐんたいむ」の3つに区分。園での経験を活かした遊びの時間、体験的な学習、そして席に座ってしっかり学ぶ時間へと、少しずつ移っていきます。

4月から5月にかけての子どもたちの変容を伺うと、「いきなり机に縛り付けるのではなく、幼稚園に近い自由な遊びを取り入れることで緊張がほぐれ、安心して登校できている。5月以降の座学に入ったときにも、自ら発言し、集中して机に向かう主体的な学びの土台ができている」との回答がありました。

 

県議会議員として避けて通れないのが、これを支える先生方の負担です。

小学校と幼稚園の先生が互いの授業や保育を見学し合う相互参観、合同研修や情報交換会。価値の高い取り組みですが、その時間をどう捻出しているのか伺いました。

「会議の効率化やペーパーレス化、時間割の工夫で努力しているが、持続可能にするには、幼稚園と小学校の双方に接続連携を専門的にコーディネートする加配教員の配置など、人的なサポートがさらに必要」

この生の声こそ、県政で取り組むべき具体的な課題です。研究指定の2年間が終わったあとも一時的なイベントで終わらせず、日常業務として自走できるよう、予算と人材の裏付けを整えるのが政治の役割だと確信しました。

幼保小接続は、1年生を早く小学校のルールに慣れさせるための技術ではありません。義務教育9年間、そしてその先の学びまで支える土台づくりです。

 

この取り組みを一部の先進地域だけの特別なものにせず、私の地元・神戸市北区、さらには兵庫県全体の公立学校へ横展開していく。現場の先生方の情熱と創意工夫に学び、それを制度と予算で後押ししてまいります。

 

兵庫県議会議員

神戸市北区

大塚公彦

 

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