厚生労働省の報告書で、労働環境改善の重要な柱として「女性の健康」「高年齢労働者の安全」「メンタルヘルスの充実」が示されました。
皆さまが安心して働ける環境を整えるため、必要な対策を進めてまいります。
女性の健康を守る取り組み
企業の健康診断の問診票に「生理や更年期障害に関する項目」が追加され、女性特有の体調変化に配慮した環境整備が進められます。女性が働きやすい職場づくりは、社会全体の活力向上にもつながります。
高年齢労働者の安全対策
60歳以上の労働者は全国で約960万人にのぼり、労働災害のリスクも高まっています。厚労省は、職場の段差や作業環境の見直しを含む指針を示し、安全確保の取り組みを強化しています。兵庫県でも安心して働ける環境整備を進めてまいります。
メンタルヘルス対策の拡充
ストレスチェックの対象が、従業員50人未満の小規模事業所にも拡大される方針が示されました。働く方々の心の健康を守ることは、長く働き続けるための重要な基盤です。兵庫県内の中小企業でもメンタルヘルス対策が進むことで、より安心できる職場環境が整っていくことを期待しています。
今後も、皆さまが安心して働き、暮らせる環境づくりに全力で取り組んでまいります。