本日1月9日は、令和7年1月の政務調査会2日目。
終日、県政の主要事業や新年度予算に向けた新規施策について議論を行いました。
本日は、令和7年度に提案された新規事業の中から、注目すべき取り組みをご紹介します。
新規事業のポイント
1. 農林水産分野のスマート化推進
兵庫県では、ICTを活用したスマート農業の普及を推進。
新たに、地域ごとにスマート農業を導入するための専門家派遣が計画されています。
また、気象変動に対応した新しい品種の普及や、高温に強い栽培技術の研究も進められ、農家の収益向上と環境負荷の低減を目指します。
2. 環境分野の脱炭素社会実現
環境部では、再生可能エネルギーの導入促進を重点に掲げています。
特に、初期費用なしで太陽光発電設備を導入できる「PPA方式」の普及支援が新たに提案されました。
また、「1.5℃ライフスタイル」普及キャンペーンを展開し、脱炭素型の暮らしを楽しく実現するための情報提供が強化されます。
3. インフラ整備と災害対策
土木部では、地震や台風などの災害対策を強化。南海トラフ地震を想定した津波対策や、
橋梁の耐震化、道路防災対策が議論されました。さらに、地域の交通ネットワークを支えるため、
新規道路整備や既存道路の安全対策も進められる予定です。
4. 住環境向上とまちづくり
まちづくり部では、高齢者向け住宅支援や空き家活用策を推進。
特に、空き家を活用した移住促進策が注目され、移住希望者に魅力的な住まいを
提供する仕組みが進められます。また、県営住宅の耐震化や省エネ化の支援も拡充予定です。
政務調査会最終日に向けて
政務調査会は明日が最終日。引き続き真剣な議論を重ね、新規事業を通じて、
県民の皆さまがより安心して暮らせる兵庫を目指します。
地域の声を政策に反映させるべく全力を尽くしてまいります。