与野党合意のもと、公職選挙法改正案が共同提出 されることとなりました。
今回の改正では、「2馬力」規制 と SNS選挙活動の収益目的利用の禁止 という2つの重要な点が含まれています。
● 「2馬力」規制で公平な選挙へ
候補者本人だけでなく、他の候補者が、別の候補者の当選を目指して選挙活動を行う「2馬力」戦術 が、公平性の観点から問題視されてきました。改正案では、こうした選挙活動を公示日以降制限 する規定が設けられます。これにより、候補者本人の政策や活動がより注目され、公正な選挙環境が整うことが期待されます。
● SNSの収益目的利用を禁止
選挙期間中、立候補者がYouTubeなどで広告収入を得ることを禁止 する規定も導入されます。インターネット選挙活動は重要ですが、収益を伴うと資金力のある候補者が有利になり、公平性が損なわれる懸念がありました。今回の改正で、すべての候補者が対等な条件で戦えるようになります。
● 透明な選挙制度へ向けて
この改正により、より公平で透明な選挙が実現 されることが期待されます。私も兵庫県議会議員として、公正な選挙制度の確立に向けて引き続き尽力してまいります。