息を呑むほど美しい茅葺き屋根の下で、185年の時を超えた鼓動を感じてきました
先日、国指定重要有形民俗文化財「下谷上の舞台」の茅葺き屋根葺き替え修理完成記念式典、
および第25回神戸市北区農村歌舞伎上演会に参加いたしました。
青空に映える新しい茅葺き屋根。この舞台が建てられたのは、今から185年前の天保11年です。
当時の娯楽への厳しい弾圧を逃れるため、「神社の神様に向けて」奉納芝居をする形をとり、
先人たちが知恵を絞って守り抜いてきたという歴史があります。
式典では、久本喜造神戸市長もご挨拶されました。
市長ご自身が舞台の隣にある山田中学校のご出身で、昭和40年代にこの場所で農村歌舞伎が
上演された懐かしい思い出を語られました。
昭和52年の火災で大きな被害を受けながらも、地元の皆様の熱意によって再建され、
今日まで大切に守り継がれてきたそうです。
「大都市でありながら、このような貴重な農村舞台が複数存在するのは神戸市ならでは。
この歴史を未来の世代へ繋いでいきたい」という市長の言葉に、私も深く共感いたしました。
また、市の文化財担当者の方が
「文化財は、本来の使われ方(歌舞伎の舞台として)をしている時が一番喜んでいる」
と仰っていたのも非常に印象的でした。
そして上演会では、「六甲丹生かぶき」や「神戸すずらん歌舞伎」の皆様による素晴らしい演目が披露されました。
時間の都合上、私は少しだけしか拝見できなかったのですが、伝統の衣装に身を包み、
一生懸命に演じる子供たちの「晴れの舞台」は、本当に胸に刺さるものがありました。
神戸鈴蘭台高校・和太鼓部「男組」の皆さんによる躍動感あふれる圧巻のパフォーマンスも含め、
地域の大切な伝統が若い世代にしっかりと受け継がれている姿に感動の連続でした
地域の歴史や文化、人々の絆という「宝」を守り、次の世代へとバトンを渡していくこと。
私たち政治の役割もまさに同じです。これからも地域の皆様と共に汗を流してまいります
新しく生まれ変わった「下谷上の舞台」、ぜひ皆様も足を運んでみてくださいね!
この素晴らしい伝統を、共に未来へ!