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お知らせ・ニュース

2025.10.27

安全性を確保しながら進む福島再生土の活用 ― 公明党が後押し

福島第一原発事故の除染で発生した「復興再生土」の再利用が本格化しているニュースをご紹介します。環境省は10月13日、東京・霞が関の中央省庁9カ所への搬入作業を完了し、首相官邸分を合わせて県外10カ所で実施されたと発表しました。(出典:公明新聞)

 

● 省庁10カ所で安全に再利用
利用された再生土は放射性物質濃度が1kgあたり8000ベクレル以下で、追加被ばく線量も年間1ミリシーベルト以下に抑えられています。7月から調査庁舎での利用が始まり、9月から敷地内花壇などに搬入し、10月13日に完了しました。浅尾慶一郎環境相は「再生利用の実例を示せた意義は大きい」と述べ、復興と環境再生の両立を強調しました。

 

● 地方への拡大へ
公明党はこれまで、国会や現地調査を通じ安全性の検証と再生利用促進を訴えてきました。環境省は今後、地方出先機関や関連法人への拡大を検討しており、その展開が注目されます。

 

福島の復興とともに再生資源の有効活用を進めることは、循環型社会づくりにもつながる重要な一歩です。私も県や神戸市北区で、この経験を環境施策に生かし、持続可能な地域づくりに努めてまいります。