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お知らせ・ニュース

2025.5.24

新庁舎前に多目的広場――防災とにぎわいの新拠点へ

兵庫県は、耐震性不足が判明した現庁舎の再整備を進めています。2025年5月発表の基本構想骨子案では、旧県民会館と一体化した新庁舎の前に「多目的広場」を設置する方針が示されました。

この広場は、普段はイベントや市民交流の場、災害時には避難スペースや救援拠点として活用できる「フェーズフリー」設計が特徴です。平時・有事の両方で役立つ新しい空間を目指します。

 

県庁周辺のにぎわい創出
新庁舎整備と同時に、2号館や県民会館跡地は民間のアイデアも活用し、三宮・元町駅方面との回遊性を高める工夫も検討中。歩いて楽しい空間やバリアフリー動線、歴史的建築物の活用など、地域全体の活性化も大きなテーマです。

 

今後のスケジュールと市民参加
2025年秋には基本構想案がまとまり、パブリックコメント(意見公募)で県民の声を反映予定。新庁舎や広場の具体的な使い方も、有識者会議や市民意見を踏まえて決まっていきます。

 

まとめ
・新庁舎前に防災・イベント両用の多目的広場を設置
・旧県民会館と一体整備、芸術文化機能は規模縮小で再編
・跡地利用や回遊性向上も重視
・2025年秋にパブリックコメント、2030年代半ば完成を目指す
・県民の安心・安全と地域のにぎわいを両立する新しい県庁舎づくりが本格化します。

今後も皆さまの声を県政に届けてまいります。