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2025.5.17

淡路島で体験する未来の交通!自動運転バス実証実験スタート

淡路島で進む自動運転バスの実証実験についてご紹介します。これは兵庫県の「スマートアイランド構想」の一環で、観光と地域交通の未来を切り拓くプロジェクトです。

 

実証実験の概要と特徴
2025年5月15日から26日まで、淡路市夢舞台エリアで自動運転バス「Magicar」が運行されています。大阪・関西万博のテーマ「未来のコミュニティとモビリティ」に合わせ、観光客や地元の皆さんに最新の交通体験を提供しています。
「Magicar」は黒と黄色の目を引くデザインで、最大8人乗車可能。最高速度は時速19キロです。ホテル「グランドニッコー淡路」から万博会場行きの港(約600m)、およびリゾート施設「アクアイグニス淡路島」(約1.5km)を結ぶ2つのルートを安全に走行しています。
車両には多くのセンサーとカメラが搭載され、周囲の状況をリアルタイムで把握。国内最高レベルの「レベル4」自動運転システムを採用し、特定条件下で無人運転が可能です。

 

安全対策と運行体制
安全監視員が同乗し、緊急時には手動操作もできる体制が整っています。また、遠隔管制室からも車両の状況を監視し、必要に応じて操作を行います。これにより高い安全性が確保されています。

 

地域課題への貢献と観光効果
淡路島は高齢化や人口減少、運転手不足といった地域交通の課題を抱えています。自動運転技術はこれらの問題を解決する有力な手段として期待されています。
さらに、自動運転バスは新しい観光資源としても注目されており、「近未来を感じられる」と好評です。地域の活性化や観光振興に大きく寄与しています。

 

利用方法
乗車は無料で予約も不要。どなたでも気軽に乗って未来の交通を体験できます。期間中にぜひ乗車してみてください。

 

淡路島の自動運転バス実証実験は、安全性と先進技術を兼ね備え、観光と地域交通の課題解決を同時に進める画期的な取り組みです。未来の交通を体験しながら、地域の明るい未来を感じていただけるでしょう。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。