神戸新聞の報道によると、神戸マラソン実行委員会は、2025年大会（11月16日開催予定）について、日本陸上競技連盟が主催する「マラソングランドチャンピオンシップ（MGC）シリーズ」への加盟申請を行うことを決定しました。

MGCシリーズは、マラソンの年間王者を決める選考レースで、加盟大会で所定の条件を満たすと出場権を得ることができます。神戸マラソンが正式に加盟すれば、国内外のトップランナーが神戸を駆け抜けることとなり、大きな注目が集まることでしょう。

今回の大会では、高低差を抑えた新コースが採用される見通しで、記録が狙いやすく、より競技性の高い大会になると期待されています。一方で、警備費等の高騰を受け、参加費が値上げされる点にも注目です。フルマラソンは1万8千円（手荷物預かりなしの場合は1万7千円）となり、リレーランも3万7千400円（2人分）に設定されています。

神戸マラソンは、国内外から多くのランナーと観光客を迎えるイベントであり、神戸の魅力を発信すると同時に、地域経済の活性化にも大きく貢献しています。開催に際しては、警備や交通規制などによる地域住民への影響も想定されるため、丁寧な対応が求められます。

県議会議員として、地域の皆さまや関係団体の声にしっかりと耳を傾け、円滑かつ安全な運営、そして地域への配慮ある大会づくりを支えてまいります。

なお、参加受付は来年4月18日から開始予定です。出場を検討されている皆さまは、どうぞお早めにご準備ください。