
人生100年時代と言われる今、認知症は、私たち自身や、大切な家族、友人にとっても、決して他人事ではない、とても身近なテーマになっています。
「もし自分が、家族が、認知症になったら…」
そんな不安を感じた時、皆さんは何を思いますか?
「認知症になっても、これまでと変わらず、住み慣れたこの街で、自分らしく生きていきたい」
これは、認知症と向き合う多くの方々の、切実な願いです。
私たち公明党は、こうした声に真摯に耳を傾け、長年にわたって「希望と尊厳のある共生社会」の実現に全力を注いできました。
その大きな一歩が、昨年6月に成立した「認知症基本法」です。
この法律は、単に制度を作るだけでなく、当事者やご家族の皆様の「魂」をかたちにすることを目指して、公明党が粘り強く推進し、実現したものです。
法律ができたことで、
・「認知症になっても、何もできなくなるわけじゃない」**という新しい考え方が社会の基本になりました。
・国を挙げて、バリアフリー化や社会参加の機会を力強く後押ししていきます。
• 9月21日を「認知症の日」と定め、皆で理解を深めるきっかけができました。
そして、法律ができるずっと前から、公明党は地域に根差した取り組みも進めてきました。
医師がご自宅を訪問する「認知症初期集中支援チーム」や、正しい知識で支える「認知症サポーター」(全国で1600万人以上!)、気軽に集い語り合える「認知症カフェ」*など、一つひとつの施策が、今、全国の地域で温かい輪を広げています。
私、大塚公彦も、兵庫県、そして神戸市北区で、皆さまが不安を感じた時に「大丈夫だよ」と支え合える、そんな温かい地域社会を築くために、これからも現場の声を大切に、全力で働いてまいります。