
来月11月開幕の「東京2025デフリンピック」を前に、全国で大会機運を高めるキャラバンイベントが行われています。耳の聞こえない方と聞こえる方が交流し、手話やスポーツを通じて心がつながる、温かい輪が広がっています。
● デフリンピックをもっと身近に
全国キャラバンでは手話やデフスポーツ体験が人気を集めています。バスケットボールやバレーボール体験には多くの子どもたちが参加し、「手話を覚えた」「大会が楽しみ」といった声が上がりました。
キャラバンカーが全国を巡り大会の魅力を伝える取り組みも注目され、サインエール(手話による応援)を覚えるブースでは自然な交流が生まれています。
● 成功へ向けて応援の輪を
デフリンピックは聴覚障がいのある選手が世界で輝く大会で、共生社会を象徴するイベントです。久松三二大会委員長は「全国の応援が選手の力になる」と語っています。
私も県議会の立場から、誰もがスポーツで輝ける環境づくりを支えてまいります。兵庫県内でも関連イベントが予定され、子どもたちが多様性を学び、地域全体が応援で一つになることを期待しています。
神戸市北区からも多くの方がデフリンピックを応援してくださることを願っています。手話での「GO!」の一言が、きっと選手の力になるはずです。
(出典:公明新聞)