こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員・大塚公彦です。
SNSは今や日常になりましたが、虚偽情報や誤解を招く投稿が一気に拡散し、
人の名誉や信頼を傷つける事例が大きな問題となっています。
神戸新聞の記事では、SNSでの虚偽情報について
「元の投稿者だけでなく、それを再投稿(リポスト・リツイート)した人にも、
内容によっては名誉毀損が成立し得る」と指摘されています。
● 「拡散するだけ」でも問われる可能性
他人から受け取った情報でも、真偽を確かめず安易に拡散すれば、名誉毀損として
刑事・民事の責任を問われる場合があります。(最終判断は投稿内容や拡散の程度など個別事情によります)
一度広まった情報は削除しても完全には消えず、被害が長期化するおそれがあります。
今回取り上げられたNHK党党首の逮捕事案も、ネット上の誹謗中傷や虚偽情報に対する社会の目が
厳しくなっていることを示すものと言えます。
● 表現の自由には「責任」がセット
SNSは、意見を自由に発信できる貴重な場です。しかしその自由は、他者の権利を侵害しないことが前提です。
記事を寄稿した弁護士・神田知宏氏は、「表現の自由とともに、発信には責任が伴うことを自覚すべき」
と述べています。ネット上の言葉も、現実社会の発言と同じように、法的・倫理的な責任を負うという意識が必要です。
最後に、
私自身も県政の情報発信に携わる者として、正確で誠実な情報をお届けすることを何より大切にしています。
地域の皆さまが安心して情報を受け取れる社会の実現に向けて、今後も責任ある広報と丁寧な発信に努めてまいります。
(出典:神戸新聞)
兵庫県議会議員
神戸市北区
大塚公彦